CTOの学習帳

日々学んでいること、考え方などの思考整理

AWS CTO Night and Day 2022 in Nagasakiを振り返る

3年ぶりのリアル大規模イベントということで、飛行機の乗り方まったく忘れていたのですが、行ってきましたCTO Night in 長崎! 当イベントの参加は今回でオンライン含めて6回目だったのでもはや古参の域じゃないか、、とちょっと焦りを感じながら参加しました。初回はめちゃくちゃ緊張したなぁ。。

目次

Day0 世界遺産グラバー園での同窓会

グラバー園の存在自体全然知らなかったのですが、行ってみると結構な坂の上にあり1000万ドルと称される長崎の夜景を見ることができました。 そんな場所での0次会ということで、本当に久しぶりのリアル会合への期待とドキドキ感を携えて会場に到着しました。

グラバー園でのDay 0

圧倒的人の多さ。 ここ3年くらいずっとオンラインでイベント参加していたので多くても8人くらいでzoom ブレイクアウトルームするくらい。完全にそれに慣れきっていたので尻込みしてしまいました。

6回目ともなるともはや知ってる人も多いわけでして、「お久しぶりですー!」「やっと会えましたねw」という感じで会話が 拡がっていくにつれてドキドキしていたのもどっかにいってしまい、盛大に飲んで話してという1日からスタートしました。

酔ってたからボケてる写真しかない

Day1 毎回二日酔いで始まるDay1

同窓会の後って大体二日酔いですよね? そんな状態で始まるのがこのCTO Night and Dayというイベント、有意義な会であるだけに全日程シラフで参加したい!と何度思ったことかわかりません。でも叶わないんです。Nightの方も有意義なイベントなんです。 ということで、無事にイベントが始まりました!

Day1開始のスライドDay1の会場
Day1 会場

チャレンジを繰り返す CTO の飽くなき意欲

毎分ワクワクして聞いてました。本当に何回も死線くぐってチャレンジしてるのに淡々と経歴を話すあたり、人間か?本当に(失礼すぎる)と思うくらいすごいなと。目先の利益よりも自分のやりたいことを常に追いかける姿勢に感動さえするほど。登壇者の岩田さんと髙橋さんとお話させていただいたのも今回が初だったので本当有意義な場所だなーと改めて一発目のセッションから感じました。

Diversity & Equity & Inclusion を実現する組織を考える

非常に大切なテーマですね。2年連続でこのテーマを中心に据える感じがAWSさんらしく素晴らしいなと思います。 弊社も多国籍なメンバーが集っていますので、かなり興味深くセッションを聞かせていただきました。 一番印象に残ったのは「神」ってスタンプつくって褒めるのってDiversity Inclusionちゃんと考えられてんの?という問題提起。なるほどなーと思いながら細かいところまで考えないといけないので安易にInclusionとか掲げるのはよくないなと再認識しました。 このセッションででてきたアンコンシャスバイアスのワークショップはめっちゃ良さそうなので、近いうちに導入したいなと思っています。

about.mercari.com

知っておきたい Web3 の現状と未来

肯定派否定派のディスカッションというような構図で展開されて、松本さんのマサカリとニールさんのプチマサカリが会場を沸かせていたように記憶しています。

まだまだWeb3自体定義も曖昧ですし、利用用途としても確立されていない分野なのでこれからが楽しみです。 いまはすべてがPoCのフェーズだと思うので、ビジネスとしての蓋然性は低いかもしれませんが、CTOやエンジニアにとってはとりあえず何ができるのかを学んでみて今後どういうところに活かせそうなのかという肌感は磨いておくのがいいのではないでしょうかというような感覚でいます。

Day2 過酷Activityと先人によるためになるお話

軍艦島に軽くいなされる

3年前の京都でもOptional ツアーはあって、その時は座禅を選んだのですが、普段なかなかできないようなツアーを選ぶようにしているので、今回は軍艦島上陸ツアーを選択していました。 軍艦島はさすがに激戦かなと思ってましたが、すんなり希望が通って参加することに。

朝7:30に集合なので、もちろん二日酔いと睡眠負債が溜まった状態で参加することになりました。 この時からすでに皆さんの顔に生気はあまりなかったですね。。 毎回思ってるんですがCTOの方たちがすごいのはいくら前日遅くまで飲んでても、集合時間に絶対遅れないんですよね。本当に真面目。

この日は残念ながら朝から小雨で結構肌寒く、早く止むといいなーと思いながら港に向かっていたのですが、いざ出港のタイミングで本日は軍艦島上陸はできませんので周遊に変わりますとのこと。 まぁしょーがないかーと思いつつ、出港して軍艦島まで行ったのですが、雨、強風、寒波、強烈な横揺れでほぼ軍艦島見れてません。。 頭の中では、「ここまできたら軍艦島見なきゃ!」と「見てたら酔う、寒い、帰りたい」が交差していて何この精神レベルをあげるような修行は、、というツアーでした。 晴れた日は波も穏やかで最高らしいのでまたいつかチャレンジしたいなと思います。

波に揺られながら頑張って撮影

しくじり! CTO Dojo

今回はLater stageのroomで拝聴させていただいたのですが、どれもしくじりというよりかは素晴らしいチャレンジの結果少しうまくいかなかったくらいの話でした。 組織が大きくなるにつれて、技術とかではなく「人間」という部分で悩みが多くでてきそうなので今後参考にできることがたくさん聞けてよかったです。内容はオフレコなので触れません!

公開CTOメンタリング

松岡さんの笑いを交えながら会場を巻き込んで回答していくスタイルと、藤本さんの初めは少しふざけるけど最後は絶対に素晴らしい回答をしていくスタイルが融合して聞いてて心地よかったです。 リアルイベントなのにSlackで参加者全員が回答したり質問したりする仕組みもワークしていて、やっぱこの企画めっちゃいいなと思っています。 CTO協会のイベントのコンテンツとしても取り入れようと思ってます。(パクリ)

CTO 1000本ノック!

いつも思うんですが、畑さんのファシリの素晴らしさを感じます。 ぶっ込みポイントとかまわしが最高にうまい。そこを盗ませていただいております。 例年どおり、クローズドな情報が各社CTOから聞けて有意義な時間でした。内容はオフレコなので触れません! また次回以降も楽しみにしてると同時にいつか壇上に立てるように気合い入れて頑張っていこうと思います。

まとめ

毎回帰ってきた後に、やばいやばい、みんなすごい、動かなきゃ、やらなきゃ!ってなるような本当に素晴らしいイベントだなと思っています。 AWSさんが企画していただいているDayにおけるセッションはもちろんのこと、Nightという飲み会でざっくばらんに経営、採用、組織づくり、またはプログラミング言語アーキテクチャといった技術の悩みを相談することができるなんてこんな素敵な会はなかなかないと思います。みんなほんとにやさしい 日常ではひたすら孤独にストレスを抱えてたたかっているCTOが少しでも安らげる場に今後も参加していきたいですし、自分も作っていけるように頑張っていきたいと思います。